蜀

劉備と諸葛亮に仕えた向朗。温厚と人情が裏目に出た免職劇まで、戦乱を生きた人間臭い官僚の記録。

劉備と諸葛亮に信頼された向寵。責任感で前線に立ち、討ち死にした誠実な将の静かな物語。

劉禅（りゅうぜん）の人物像を「三国志正史」に基づき徹底解説。諸葛亮亡き後に政務を執るも、黄皓を信任し、姜維を遠ざけ、蜀滅亡へと突き進んだ凡君の真相に迫る。

「臥龍鳳雛」の一角として知られる龐統。彼の静謐な知略と、周瑜に仕えていたことや落鳳坡に散るまでの短くも濃密な生涯を正史三国志を元に描く。

伊籍（いせき）三国志正史を元に、劉備への忠義や『蜀科』の編纂、孫権との弁舌の応酬など、文官として多才に活躍した彼の生涯と評価を紹介します。

孫乾（そんけん）三国志正史を元に、劉備の交渉や外交で重要な役割を担った彼の誠実と信頼の姿を紹介します。

糜竺（びじく）三国志正史を基に、初期から劉備に付き従った豪族の支援、蜀漢での厚遇、弟の裏切りと最期の姿までを紹介します。

張苞（ちょうほう）正史三国志を基に、張飛の長男として生まれながら早世し、詳細な事績が記されなかった謎の人物。その家族関係と蜀漢皇室との深い繋がりを紹介します。