正史三国志 人物列伝 英雄と凡人のその真実

陸胤（りくいん、字は敬宗）は東呉の官僚で、太子孫和を守るため拷問に耐え沈黙を貫いた忠義の人です。のちに交州刺史・安南将軍として南方を平定し、清廉な統治で名を残しました。正史三国志に記された彼の実像を詳しく解説します。

鄧当（とうとう）を正史三国志にもとづき解説します。孫策配下として山越討伐に従軍し、義弟の呂蒙が従軍を志した逸話、吏の侮辱からの殺害と自首、孫策の抜擢、鄧当の死後に張昭の推薦で呂蒙が別部司馬として軍を継いだ経緯まで要点を整理します。

呂蒙（りょもう、字は子明）は正史『三国志』に記された呉の名将。白衣渡江で関羽を破り、孫権を支えた智勇兼備の武将です。武勇のみならず学問にも励み、「士別三日、刮目して相待す」と称されたその生涯を詳しく紹介します。

蔣欽（しょうきん／字・公奕）は孫策・孫権に仕えた呉の名将で、江東平定・合肥・濡須・関羽征伐に功績を残した人物です。呂蒙と共に学を磨き、智勇兼備の将として孫権から「国士」と称された蔣欽の生涯を正史三國志を基に解説します。

周泰（しゅうたい、字はようへい）は孫呉の猛将です。孫策に仕えて戦功を重ね、宣城で孫権を救い、赤壁・濡須・荊州の戦いに従軍しました。孫権から「御幘青縑蓋」を賜り、江東十二虎臣の一人に数えられます。正史三國志を基に生涯を解説します。

1分でわかる忙しい人のための張昭の紹介張昭（ちょうしょう）、字は子布（しふ）、出身は彭城、生没年（156年～236年）後漢の末期に生まれ、呉の初期政権を支えた政治家である。戦乱を避けて江東に移り、孫策に招かれて長史・撫軍中郎将となった。政務...