江表十二虎臣

蔣欽（しょうきん／字・公奕）は孫策・孫権に仕えた呉の名将で、江東平定・合肥・濡須・関羽征伐に功績を残した人物です。呂蒙と共に学を磨き、智勇兼備の将として孫権から「国士」と称された蔣欽の生涯を正史三國志を基に解説します。

周泰（しゅうたい、字はようへい）は孫呉の猛将です。孫策に仕えて戦功を重ね、宣城で孫権を救い、赤壁・濡須・荊州の戦いに従軍しました。孫権から「御幘青縑蓋」を賜り、江東十二虎臣の一人に数えられます。正史三國志を基に生涯を解説します。

丁奉（ていほう、字は承淵）は後漢末から三国時代の呉に仕えた将軍です。十二虎臣の一人として数えられています。東興の戦いでの雪中奇襲、孫綝誅殺の政変、孫皓暴政下での苦悩まで、その勇略と波乱の生涯を正史三国志に基づき解説します。

徐盛（じょせい、字は文嚮）は呉の名将で、正史三国志に「江表の虎臣」と称された人物です。少数で敵を破った初陣、濡須や洞口での曹休や曹丕から呉を守り、防衛戦に強い名将です。涙を流した忠義の逸話、そして後世の評価までを詳しく解説します。