後漢

黄祖は江華を太守として孫堅を討ち取り、江夏を守り続けた。その“強さ”はどこまで本物だったのか？禰衡事件や孫家との因縁から読み解く、波乱の三国志正史。

袁術（えんじゅつ、公路）は後漢末期の群雄で、正史三国志に「奢侈と皇帝僭号で自滅した」と記されます。寿春で皇帝を名乗りながら孤立し、最後は蜂蜜すら得られず吐血死。伝国の玉璽の行方も含めて詳しく解説します。

何進（かしん）、字は遂高（すいこう）、妹の何太后が霊帝の皇后となったことで地位を得、羊の屠殺屋出身から一転して大将軍となりました。正史三国志をもとに宦官排斥を企てるも失敗し、董卓を洛陽へ呼び込む遠因を作った人物を解説します。

丁原（ていげん）は後漢末の并州刺史で、呂布・張楊・張遼らを登用した名将です。正史三国志に記された彼の生涯は、并州での反乱鎮圧、宦官討伐計画、執金吾としての活躍を経て、最期は董卓の策謀と呂布の裏切りで非業の死を遂げました。

1分でわかる忙しい人のための蹇碩の紹介蹇碩（けんせき）、字は不詳、出身は不明、生没年（？～189年）蹇碩は後漢末の宦官で、漢霊帝に信任された人物である。中平五年（188年）に上軍校尉となり、西園軍元帥として袁紹や曹操ら八校尉を統率した。軍事...

張楊（ちょうよう、字は稚叔）は後漢末の群雄で、河内を拠点に活動し、呂布を庇護し漢献帝を護送した人物です。正史三国志に記されるその歩みは、曹操や袁紹とも交錯し、最後は部下の裏切りにより非業の死を遂げました。正史三国志をもとに徹底紹介します。