学者

張儼（ちょうげん）は三国時代の呉の官僚で、孫権に仕え大鴻臚に任じられました。晋の洛陽で賈充らの試問を退け、羊祜とも交わる弁舌で名を轟かせます。著作《默記》に収められた諸葛亮《後出師表》の真偽論争も伝わる人物を正史三国志から詳しく解説します。

顧譚（こたん）、字は子默　三国時代の呉の文官で、丞相・顧雍の孫、陸遜の甥として名門に生まれ、孫登の太子四友となり才覚を発揮した。『新言』二十巻を著した人物でも知られています。正史三国志に記された忠直の生涯を徹底解説します。

虞翻（ぐほん）、仲翔（ちゅうしょう）（164年～233年）は最初は王朗に仕え、孫策の信任を得て功曹になりました。孫権の時代には、幾度も直言を繰り返し、いったん復帰するも怒りを買い、交州へ流されました。彼の生涯を正史三国志を基に解説します。

陸景（りくけい）、字は士仁（しじん）、呉の名将陸抗の次子で陸遜の孫。正史三国志に記録される彼は、著作『典語』、『典語別』を残す文人でもあり、水軍都督として晋の呉征伐で戦死しました。その波乱の生涯を正史三国志を基に紹介します。