呉

万彧（ばんいく、字は不明）孫皓と親しく、孫休死後、孫皓を皇帝に押し上げ側近として右丞相まで上り詰めました。寵臣の栄光と転落、そして最期に毒酒を飲まされた彼の数奇な運命を正史三国志を基に紹介します。

「小覇王」の異名を持ち、父は孫堅、弟に孫権。袁術から独立し江東を平定、後の「呉」建国の基礎を築いた。周瑜との信頼関係、劉繇・太史慈・王朗・厳白虎らとの戦い、名士の登用など、治政と戦の両面で成果を挙げた。孫策（そんさく）を正史三国志を基に、武勇と用人術、そして同時代・後世の人物評価を詳しく紹介。

孫邵（そんしょう）正史三国志を基に、張昭を差し置いて呉の初代丞相に選ばれたその理由と、地味と評される彼の実像を掘り下げます。

丁忠（ていちゅう）正史三国志を基に、孫皓の弔問使節として西晋に派遣された後、晋の防備の手薄を報告し、国交断絶の一因となった進言を紹介します。

太史慈（たいしじ）、字は子義（しぎ）、信義を重んじ、弓術に長けた武人として知られる太史慈は、黄巾の乱や群雄割拠の激動期において、母への恩義と信念に従い、包囲下の孔融救援のため単騎で敵陣を突破し窮地を救う。孫策と一騎打ちを交わした後に臣下となり、信頼を得て江東平定にも貢献する。