呉

孫権（そんけん）仲謀（ちゅうぼう）三国志に登場する呉の初代皇帝。孫策の後を継ぎ、赤壁の戦いで曹操を退け、夷陵の戦いで劉備を破り、やがて皇帝に即位しました。正史三国志を基に荊州問題や関羽討伐、二宮の変など政争の末に国力を消耗した孫権の生涯を解説します。

呂岱（りょたい、161年～256年）は孫権に仕えた呉の重臣で、大司馬にまで昇進した将軍。交州を分割し士徽を討伐、南方経営を担って扶南・林邑など諸国を服属させた。正史三国志を基に九十六歳まで生きた長寿の功臣を紹介。

劉纂（りゅうさん）は呉に仕えた重臣であり、孫権の娘を二度妻に迎え、車騎将軍として反乱鎮圧や北伐に参加しました。書法家としても名高い人物です。本記事では正史三国志をもとに劉纂の生涯と業績を徹底解説します。

呂拠（りょきょ）、字は世議（せいぎ）、呉の名将で大司馬呂範の次子。山越討伐や東興の戦いで功績を挙げ、正史三国志にその名を残した。孫権・孫亮に仕えたが、孫綝の専横に抗し自決するまでを詳しく解説します。

孫綝（そんちん）、字は子通、出身は呉郡富春県、生没年（231年～259年）。正史三国志に描かれる呉の権臣で、わずか3年の間に滕胤・呂據の誅殺、朱異の処刑、孫亮の廃立、宗廟破壊など暴挙を重ね、最後は孫休により三族皆滅となった人物です。

孫峻（そんしゅん）、字は子遠（しえん）、呉郡富春出身、219年～256年。諸葛恪を誅殺して丞相大将軍に昇進し、太子孫和を死に追いやるなど冷酷な専横で知られています。最期は病死し、死後は墓を暴かれ汚名を残しました。正史三国志を基に解説します。