三公

晋の人物一覧

王渾:呉征伐で活躍するも王濬と戦功争いで評価を落とした将軍【すぐわかる要約付き】

王渾(おうこん、字は玄沖)は太原晋陽の出身で王昶の子です。高平陵の変後に再起し、呉征伐で功を挙げて統一に貢献しました。徐州での善政、寿春での鎮撫、政変をうまくかわし、司徒になりました。王渾の人生を正史を基に解説しています。
蜀の人物一覧

樊建:黄皓と距離を保ち諸葛瞻と蜀末政権を支えた重臣【すぐわかる要約付き】

樊建(はんけん)は義陽出身の蜀の重臣で、諸葛瞻・董厥とともに蜀末政権を支えた人物として記録されています。黄皓と距離を取りつつ政務にあたり、晋に降った後も直言を惜しまず、鄧艾の冤罪を正すよう諫言するなど実務家としての姿勢を貫いた人物です。
呉の人物一覧

施績:父・朱然の跡を継ぎ荊州前線を守った名将【すぐわかる要約付き】

施績(しせき、字は公緒)は朱然の子です。潘濬に従い五渓討伐で名を上げ、王昶との戦い・諸葛恪との対立を経て呉の中枢を支えました。清廉と忠義で知られる人物を正史三国志から解説します。
呉の人物一覧

孟宗:孟宗竹の語源となった、忠義と孝行を貫いた呉の司空【すぐわかる要約付き】

孟宗(もうそう、字は恭武)は三国時代の呉に仕えた重臣で、司空にまで昇った人物です。母への孝行で知られ、『二十四孝』の「哭竹生筍」の逸話が有名です。正史三国志をもとに、その学問・忠義・清廉な生涯をわかりやすく紹介します。
呉の人物一覧

丁固:二宮の変を生き抜き孫皓廃立を謀った呉の重臣【すぐわかる要約付き】

丁固(ていこ、字は子賤)、(改名前は丁密)は呉の中期から末期を支えた重臣です。、孫権・孫休・孫皓の三代に仕えました。南方反乱を鎮圧して司徒に昇進し、幼少期に闞澤(かんたく)から三公になると予言され、「松の夢」が現実となった生涯を正史三国志を基に解説します。
呉の人物一覧

范慎:孫皓が畏敬した抑止力・ 三公退任の美学【すぐわかる要約付き】

范慎(はんしん、字は孝敬)は呉中期から末期に活躍した呉の名臣です。太子孫登の賓客として仕え、四代の皇帝に仕えました。暴政の孫皓すら敬畏した勲徳の人であり、三公に昇りながらも自ら退いたその生き方を正史三國志を基に詳しく解説します。