後漢の人物一覧

盧植:黄巾を討ち、董卓に逆らったが静かな余生を得た儒将【すぐわかる要約付き】

盧植(ろしょく、字は子幹)は後漢末期の政治家であり軍事家として知られる人物です。劉備や公孫瓚といった人物を門下に迎えています。黄巾の乱では張角を追い詰めるも、宦官への賄賂を拒んだため讒言を受け失脚します。三国志正史を基に彼の生涯を紹介します。
晋の人物一覧

王沈:司馬昭に忠義を尽くした文臣か、裏切り者か【すぐわかる要約付き】

王沈(おうちん、字は處道/処道)、最初は曹爽に仕えるも、一時免職になります。その後復帰し、『魏書』の編纂にも関わります。曹髦の司馬昭討伐計画を密告した裏切りで、侯に封じられ、文人としても政治家としても栄達しました。
蜀の人物一覧

蔣琬:諸葛亮の遺志を受け継ぎ、蜀を支えた堅実な実務官僚【すぐわかる要約付き】

蔣琬(しょうえん、字は公琰)。諸葛亮の「社稷の器」として推薦され、諸葛亮の後を継ぎ、劉禅から全面信任を受け政務を掌握しました。北伐後の国家混乱状態にあって、蜀を支えた政治家を三国志正史を基に解説します。
蜀の人物一覧

楊戲:十人十色を生んだ、誠実な官僚が蜀漢に残した言葉【すぐわかる要約付き】

楊戲は蜀漢に仕えた官僚で、才知よりも誠実さと直言を重んじた人物である。政治的な媚態を嫌った態度は“十人十色”という言葉の由来にもなった。諸葛亮に重用され、建寧郡太守や射声校尉などを歴任するも、姜維時代に酒席で姜維を嘲ったことで非役を命じられる。楊戲(ようぎ)を三国志正史を基に、直言と誠実を重んじた生涯を紹介。
晋の人物一覧

羊祜:陸抗との「羊陸の交」から紐解く、晋の名将【すぐわかる要約付き】

司馬昭や司馬炎に重用され、中書侍郎・尚書左僕射・征南大将軍・太傅を歴任。荊州では武よりも徳と信義で民と敵将の心を掴み、「羊公」と慕われた。西陵の戦いで敗れたものの、呉平定の土台を築いた。死後には唐代には武廟六十四将に数えられる。羊祜(ようこ)を三国志正史を基に、陸抗との「羊陸の交」を含めて解説。
後漢の人物一覧

郝萌:呂布に反旗を翻した反逆武将の一夜限りの生涯【すぐわかる要約付き】

郝萌(かくぼう、字不詳)後漢末期に呂布の配下にあった武将です。呂布に対して反乱を起こしました。高順により撃退され、さらに部下・曹性の裏切りに遭って敗北します。最終的に捕らえられ、首を斬られて処刑されました。正史三国志を基に、衝撃的な生涯を紹介します。