魏の人物一覧

郭循（かくじゅん、郭脩、字は孝先）は、蜀の宰相・費禕を刺殺したことで「忠義の士」と称えられました。しかし裴松之注は、その行為を「理なき狂気」と批判しています。正史三國志を基に彼の実像を解説します。

張特（ちょうとく、字は子産）は魏の将で、曹芳の時代に活躍した人物です。鎮東将軍諸葛誕・毌丘儉のもとで仕え、嘉平五年（253年）に呉の諸葛恪が攻め寄せた合肥新城をわずか三千で防ぎ抜きました。正史三国志を基に解説します。

唐咨（とうし）は呉中期に登場する武将です。利城の反乱で初めて史書に名が現れ、呉で山越平定や東興の戦いに参加し功を挙げました。のちに魏に降り安遠将軍となった彼の波乱の軍歴を、正史三国志に基づき詳しく解説します。

劉曄（りゅうよう、字は子揚）は後漢末から三国時代の曹魏に仕えた戦略家です。沈着な判断で曹操を支え、多くの未来を予測し、劉備・孫権をめぐる進言でも卓抜した洞察を示しました。正史三国志をもとに劉曄の生涯を詳しく解説します。

曹休（そうきゅう）、字は文烈。曹操の族子として重用され、大司馬にまで昇った魏の将軍です。下弁での武功や洞口での勝利を重ねつつも、石亭の戦いで大敗し評価を大きく損ねました。正史三国志を基に曹休の生涯、戦歴、子孫の行方までを解説します。